かつて最も資金を集めたアプリが、今では完全にやる気を失ってしまったのか？

原文来源：Cookie

原文标题：币圈最赚钱的应用开始摆烂

bonk.funと対抗し、暗号通貨史上最大規模のプロジェクトの一つを実施・完了したpump.funは、今年は昨年ほどの輝かしい収益ではないものの、依然として順調に利益を上げている。今日までに、pump.funは約100万枚のSOL（約1.88億ドル）の手数料収入を使い、総供給量の12.227%に相当する$PUMPを買い戻している。

しかし、継続的かつ大規模な買い戻しにもかかわらず、pump.funのトークン価格は全く上昇せず、むしろ下落し続けている。pump.funおよび共同創業者alonの行動に対して、市場の不満も高まっている。おととい、Xでフォロワー数260万人を超えるインフルエンサーMario Nawfalがサブアカウントでpump.funを公然と批判した：

「たとえpump.funが営利企業であっても、彼らの行動は理解しがたい。Solanaは苦戦を強いられているのに、彼らは10億ドル規模のSOLを売却した。数ヶ月前にエアドロップを約束したが、いまだに実現しておらず、エコシステム全体への再投資もない。道徳的な観点を抜きにしても、ビジネスの観点から見ても、彼らが自分たちのエコシステムを無視し続けるなら、持続的な発展は期待できないだろう。」

これは、これまでで最大規模のKOLによるpump.funへの公然たる批判かもしれない。そして、このツイートから数時間後、pump.funは自社エコシステム内の6つのmemeトークンにそれぞれ1万ドルのコミュニティグラントを発表したが、この行動は「塹壕」から容赦なく嘲笑された。

このツイートのコメント欄には、以下のような投稿が多く見られた：

「ふざけんな。」

「本当に笑える。」

「毎日そんなに稼いでいるのに、エコシステムで頑張っているmemeトークンに1万ドルだけ？1万ドルで何ができるんだ？」

今年8月、pump.funがbonk.funの強力な挑戦を受けた際、Glass Full財団を設立し、約170万ドルを使って自社エコシステム内で総合的に好調なmemeトークンを購入した。しかしそれ以降、pump.funは自社エコシステム内のmemeトークンを現金で支援することはなかった。そして約2週間前、Glass Full財団の「最後の生き残り」$neetもpump.funの購入時価格を下回り、Glass Full財団の保有資産は全面的に損失となり、総損失は約137万ドルに達した。

pump.funがbonk.funと戦っていた時にpump.fun側に立っていたプレイヤーや、pump.funがmeme市場の再興を担うことを期待していたプレイヤーたちは、非常に失望している。彼らはpump.funが自社エコシステムをしっかり支援することを望んでいたが、突然CCM（ライブ配信トークン）に手を出したり、ICMに手を出したりして、結局何もかもが中途半端になってしまった。

大量の買い戻しにもかかわらず低迷する$PUMPの価格は、プレイヤーの落胆と失望が高まる中で、徐々に疑問視されている。

「$PUMPが10%以上買い戻されたのに、なぜ価格が下落し続けているのか説明できますか？」

こうした状況下で、pump.funの公式Xアカウントや共同創業者alonの公式Xアカウントは、なぜか約10日間も沈黙し、一切の投稿がなかった。前回の重要なアップデート「Mayhem Mode」についても、pump.fun公式Xは全く触れていない。

ちなみに、「Mayhem Mode」もプレイヤーから酷評されたアップデートである。Solanaのmeme市場が低迷する中、「Mayhem Mode」によるトークン卒業基準の引き下げや、このモードを有効にしたトークンの手数料でランダムに同モードのトークンを購入する仕組みは、pump.funが資源を搾り取っていると見なされた。

理不尽な沈黙に、aixbtというAIまでもがpump.funを批判し始めた：

「pump.funは3億ドルの手数料を徴収したが、トークン卒業率は現在わずか0.7%。毎日12,610回のローンチがあり、そのうち成功は98回。このプラットフォームは99.3%の失敗したトークン発行から利益を得ている。チームは13日前、史上最高の取引量を記録した週に突然姿を消した。彼らの買い戻しは自作自演だと言われており、このプロダクト自体が価値の搾取機だ。」

その後、Lookonchainのツイートがきっかけで、市場では「pump.funが逃亡した」という噂が流れ始めた：

「pump.funは10月15日以降、少なくとも4.365億ドルを現金化したようだ」

このツイートを受けて、ついにpump.funが沈黙を破った。pump.fun共同創業者Sapijijuは、Lookonchainのツイートは事実と異なり、pump.funは一切現金化しておらず、調達した資金を異なるウォレットに移動しただけで、会社がこれらの資金を事業投資に使用するためだと説明した。

この説明は明らかに説得力に欠ける。pump.funがこれまでに公表した買収はKolscanとPadreのみで、前者はKOLの取引損益を追跡するツール、後者は取引ターミナルである。Padreの買収発表時、pump.funは同時にPadreトークンが今後プラットフォームで使用されなくなること、そして今後の計画もないことを発表した。

想像してみてほしい。Web2の世界で、ある企業が買収された直後、株主が喜ぶ間もなく、保有株がすべて無効になると告げられる。これがあの夜に起きた冷酷な悲劇であり、ツイートスレッドの最後まで見ていなかった人は高値掴みとなり、$PADREの元保有者は救済の手段もなかった。

あるプロダクトのトークンを保有→業界大手に買収されるのを目撃→一瞬で倍増して喜ぶ→買収側がトークンは今後使えないし計画もないと発表→即座に切り捨て

結局のところ、pump.funの逃亡説は現時点では根拠のないパニックに過ぎず、pump.funも対応を行ったが、これは市場の不満が集中して表れたものだ。もしpump.funが単なる計算高い企業であったとしても、計算する際に人々の気持ちを全く考慮しないのであれば、それは決して賢い計算とは言えない。

もちろん、彼らはすでに十分に稼いでいて、何も気にしていない可能性もある。結局のところ、エアドロップは7月9日のツイートで「coming soon」と言われて以来、いまだに「soon」の兆しすら見えない。alonは第4四半期が輝かしい四半期になると言ったが、結果は閑散とした惨状だった。コミュニティを全く尊重しない不透明なコミュニケーションと、冗談のようなコミュニティインセンティブは、プレイヤーの反感を高めるばかりだ。

これで「塹壕」はどうやってあなたを愛せばいいのか、pump.fun？