GreenlaneがBERA暗号資産トレジャリー構築のために1億1,000万ドルを調達

Nasdaq上場企業のGreenlaneは、BERA暗号資産のトレジャリーを構築するために1億1,000万ドルのプライベートプレイスメントを確保しました。

アルトコインはウォール街でますます人気を集めています。10月20日（月）、Greenlane HoldingsはBerachain（BERA）トークンのトレジャリーを構築するため、1億1,000万ドルのプライベートプレイスメントを発表しました。Nasdaq上場企業である同社は、BERAの最大の上場保有者となることを目指しています。

このプライベートプレイスメントはPolychain Capitalが主導し、Blockchain.com、Kraken、North Rock Digital、CitizenX、dao5などが参加しています。この戦略の一環として、同社は新たなリーダーシップのもと、暗号資産運用部門「BeraStrategy」を立ち上げます。

「BeraStrategyは、Berachainが資本市場や機関投資家とより広く関与するための重要なステップです。チームの我々のエコシステムへの強い信念と、伝統的金融、暗号市場、小売コミュニティにおける経験が組み合わさることで、BERAのリーチとインパクトを拡大するのに最適なポジションにあります」とBerachain FoundationのGeneral CounselであるJonathan Ip氏は述べています。

投資家はGreenlaneのBERA暗号資産トレジャリーを歓迎

Berachain（BERA）は分散型アプリケーション向けのレイヤー1ブロックチェーンで、独自のProof of Liquidity検証モデルを採用しています。これは、バリデーターがネットワーク上で利回りを得るためにエコシステムへ流動性を提供する必要があることを意味します。このネットワークは、Polychain、OKX、Brevan Howardなどからの大規模な機関投資家の支援を受けています。

「私は、BERAの主な差別化要因はその利回りの源泉にあると考えています。EthereumやSolanaのような従来のPoSチェーンとは異なり、BERAの利回りはブロック報酬の収益化によって生み出されています。Berachainの機関投資家向け成長には、まだ未開拓の可能性があると考えています」とBeraStrategyの新任Chief Investment OfficerであるBen Isenberg氏は述べています。

市場はGreenlaneのトレジャリー戦略を好意的に受け止めたようです。発表後、GNLN株はプレマーケット取引で30%上昇しました。