米国の政府閉鎖は35日目に入り、史上最長の閉鎖日と並ぶ長さとなった。

11月4日は米国連邦政府閉鎖35日目となり、米国史上最長の閉鎖記録に並ぶ事態となった。過去30日以上、民主党と共和党の対立は膠着状態に陥り、共和党が提案した暫定予算法案は上院で13票差で可決されなかった。上院は本日（11月4日）に14回目の採決を行う予定だ。米議会予算局（CBO）は先日、閉鎖期間の長さに応じて、第4四半期の米国実質GDPの年率成長率が1～2パーセントポイント低下するとの見通しを示した。これは、4週間の閉鎖で米国経済に70億ドル、6週間で110億ドル、8週間で最大140億ドルの損失をもたらすことを意味する。（金石）