香港金融管理局：7つの銀行が年内にトークン化預金の導入を希望

ChainCatcherのニュースによると、香港メディアの信報が報じたところ、香港金融管理局（HKMA）のアシスタント総裁（金融インフラ担当）である周文正氏は、HKMAが受け取った意向に基づき、現在すでに7つの銀行が今年中にトークン化預金を導入したいと希望していると述べました。

また、市場で噂されている「香港金融管理局がデジタル香港ドルのリテールレベルでの応用を一時停止する」との件について、HKMA副総裁の李達志氏は「ステーブルコインのリテール応用を排除していない。リテールでステーブルコインを利用する機会は大きいと考えており、実際の用途は商業機関が決定する」と回答しました。李達志氏はさらに、デジタル香港ドル、ステーブルコイン、トークン化預金の3つは技術的な性質が似ており、発行者が異なるだけであると補足しました。デジタル香港ドルは「公共通貨」に属し、トークン化預金およびステーブルコインはいずれも「民間通貨」となります。デジタル香港ドルとトークン化預金はプライベートチェーンの利用が多く、ステーブルコインはパブリックチェーンで発行されることが多いと述べました。