Psy Protocolが正式にパブリックテストネットを開始、インターネットレベルのスケールとスピードを融合し、bitcoinレベルのセキュリティも兼ね備える

香港、2025年9月29日——Psy Protocol（旧称QED Protocol）は本日、パブリックテストネットを正式にローンチし、インターネットレベルのスループットとbitcoin級のセキュリティを実現する全く新しいブロックチェーンアーキテクチャを発表しました。クライアントサイドのゼロ知識証明と水平スケーラブルなステートアーキテクチャにより、同プロトコルは内部テストで毎秒数百万件のTPSという強力な処理能力を示しました。この特別なアーキテクチャは、ほぼ無限のトランザクション処理能力をサポートするだけでなく、全てのトランザクションのブロック処理時間がユーザー規模に対して対数的に増加するため、大規模なアプリケーションでも高効率を維持できます。

本プロジェクトは、Blockchain Capital、Arrington Capital、UTXO、Anagram、Draper Dragon、CoinSummer、Amber Group、Paper Ventures、Protagonist、LBank Labs、Valhalla Capital、StarkWare、Edessa Capital、戦略的パートナーのマイニングプールF2PoolおよびViaBTC Capitalなど、複数のトップ投資機関およびパートナーからサポートを受けています。

「Psyのアーキテクチャは、Web3の主流アプリケーションの発展を妨げてきたコアボトルネックを克服し、分散型アプリケーションにおけるスケーラビリティとセキュリティの長年のトレードオフ問題を解決しました。」とBlockchain CapitalのジェネラルパートナーAleks Larsenは述べています。「これはまた、Web2エコシステムで認められている高並列処理モデル——電子商取引からAIまで——が、完全に分散化された基盤で稼働し、bitcoin級のセキュリティを備えることを初めて可能にしたのです。」

Psyはどのようにしてインターネットレベルの高スループットを実現するのか？

Psyのパフォーマンスは、ブロックチェーンが長年抱えてきたコアボトルネック——現代インターネットの利用シーンを形作る高並列アプリケーションを支えられない——を突破しました。既存のブロックチェーンは、この種のアプリケーションに必要な膨大なトランザクション規模を処理できないため、完全オンチェーンのDeFi、エージェント決済、分散型Amazon、eBay、ソーシャルネットワークなどのプラットフォームは今なお理論段階にとどまっています。

従来のブロックチェーンは長らく避けられないボトルネックに直面してきました：すべてのフルノードがすべてのトランザクションを検証しなければならないという点です。この設計は強力なセキュリティを確保する一方で、ネットワークのスループット能力を大きく制限してきました。Ethereumネットワークは1秒あたり約60件のトランザクションしか処理できず、より高性能なPoSネットワークのSolanaでさえ、平均スループットは約1,000TPSにとどまります。しかし、Psyが採用するステートモデル（PARTH）はこのボトルネックを根本的に突破しました。

Psyはクライアントサイド計算を導入することで、ネットワークの計算負担を大幅に軽減しました。そのコアメカニズムは、ユーザーがローカルデバイスでゼロ知識証明を生成し、従来ノードがすべてのトランザクションを逐一検証する必要を置き換えることにあります。これらの証明の検証速度は元のトランザクションよりも数桁速く、ネットワークはさらにリカーシブゼロ知識証明によってこれらを並列集約し、最終的に数百万件のトランザクション検証を数秒で完了できる簡潔なブロック証明を形成します。

重要なのは、PARTHアーキテクチャが全トランザクションのブロック処理時間をユーザー規模に対して対数的に増加させる点です。ベンチマークテストでは、100万人のユーザーがそれぞれ10件のトランザクションを提出した場合、Psyは約10秒で1,000万件のトランザクション処理を完了——毎秒100万件超の強力なスループット能力を示しました。

Web3の次なるステージを後押し

Psyのテクノロジースタックは、Web3のビジネスモデルが完全オンチェーンDeFiやエージェント決済など高要求なシーンでも強力な競争力を持つことを可能にします。テストネットは、より高速なトランザクション、スケーラブルなシステムアーキテクチャ、内蔵のデータプライバシー保護により、bitcoinが築いたセキュリティと分散化の特性を損なうことなく、大規模な拡張を実現できることを示しました。

その画期的なパフォーマンスにより、ブロックチェーンアプリケーションは中央集権型プラットフォームと正面から競争できるようになり、データの所有権とコントロールを真にユーザーの手に取り戻すことができます。もはやテックジャイアントの手に委ねられることはありません。

パブリックテストネットは本日正式にローンチされ、開発者やユーザーはPsyの卓越したパフォーマンスをいち早く体験できます。メインネットは今年後半にリリース予定です。

なぜPsyは「Proof-of-Useful-Work（有用な作業証明）」を選んだのか

ほとんどの高スループットブロックチェーンがProof-of-Stake（PoS）コンセンサスに依存しているのに対し、PsyはProof-of-Work（PoW）の原理に基づいて構築されています。このコンセンサスメカニズムはbitcoinによって最初に導入されました。

PoSシステムはしばしば、大量のトークンを保有するバリデーターに権力を集中させ、MEV（マイナー抽出可能価値）などの手段で利益を得ることを可能にします。同時に、そのセキュリティは自ら発行するトークンに完全に依存しており、循環依存を生み出し、システミックリスクの隠れた危険性を孕んでいます。

Psyはマイニングを「有用な作業」へと転換し、トランザクションのセキュリティを直接保証するゼロ知識証明の生成と集約を行うことで、従来のPoWによるエネルギー浪費問題を根本的に解消しました。この革新的なメカニズムにより、マイニングは無意味なハッシュパワー競争から、協調的な価値創造へと進化しています。Psyはもはや原始的なハッシュパワーでブロックチェーンの進行を決定するのではなく、マイナーがユーザーのために完了した「有用な作業」を最大化することでネットワークの発展を推進します。

「Web3ビジネスとエージェントエコノミーがなかなか大規模化できない根本原因は、ユーザーが利便性と分散化のどちらか一方を選ばざるを得なかったことにあります。」とPsy Protocolの創設者兼CEO、Carter Feldmanは述べています。「Psyはこの偽りの対立を打破し、開発者に高速・安全・スケーラブルなプラットフォーム構築のツールを提供します。完全にオンチェーンで稼働しても、シームレスなユーザー体験を実現できます。」

Psy Protocolについて

Psy ProtocolはProof-of-Useful-Workに基づくスマートコントラクトプラットフォームであり、PoWが持つ中立性とセキュリティを、次世代アーキテクチャによる高いスケーラビリティと高速パフォーマンスと深く融合させています。トランザクション証明の生成作業をユーザーに委ね、オンチェーンでゼロ知識証明を集約することで、PoWの卓越したセキュリティを損なうことなく、インターネット級のスループット、低手数料、オープンな参加を実現しました。Psyプラットフォームは開発者を支援し、超大規模なWeb3アプリケーションの構築を促進し、次世代分散型インターネットエコシステムの中核インフラとなることを目指しています。