元Coatue Management幹部が新たなベンチャー企業を共同設立、最大5億ドルの資金調達を目指す：報道

暗号通貨に友好的な投資会社Coatue Managementの元フィンテック責任者であるマイケル・ギルロイが、新しいベンチャーキャピタル会社を共同設立すると、事情に詳しい人物を引用してブルームバーグが報じています。

ギルロイは、テック投資家であり暗号通貨取引所Coinbaseの現役取締役であるゴクル・ラジャラムと共に、同社の最初のファンドのために最大5億ドルを調達するために活動しています。二人はアンカー投資家と資金調達について話し合っていますが、正式な資金調達は2025年まで開始されません。

ギルロイとラジャラムはまだ新会社の名前を決めていませんが、アメリカを拠点とする初期段階の金融技術およびソフトウェア企業への投資に焦点を当てる予定であると、ブルームバーグの報道は続けています。

ギルロイはCoatueのフィンテック責任者を務めるだけでなく、同社の成長部門の共同最高執行責任者およびジェネラルパートナーを4年以上務めていたと、彼のLinkedInに記載されています。

ニューヨーク市に本社を置くCoatue Managementのテック企業ポートフォリオは、エンターテインメント、小売、輸送、暗号通貨などのセクターに及びます。The Blockが以前報じたところによると、6月にCoatueが管理するファンドは、ビットコインマイナーHut 8に1億5,000万ドルを投資し、人工知能インフラ市場への拡大を支援しました。