8月9日　世界の中央銀行最新情報

1. 連邦準備制度 - バーキン：経済が正常化しているかどうかを評価する時間がある。グールスビー：現在の雇用データだけでなく、長期的なトレンドを見ることが重要。シュミッド：インフレが抑制されている場合、政策の調整が適切である。
2. 日本銀行政策委員の意見の要約：小幅な利上げは引き締め効果を持たない。経済と物価の動向が予想通りであることを考慮し、利上げが適切であり、インフレリスクを監視すべきだと述べた委員もいる。利上げがあっても、日本銀行は0.25％の名目金利で経済を支援し続ける。
3. 鈴木俊一財務大臣：金融政策の具体的な内容は日本銀行が決定し、内田副総裁の発言についてはコメントしない。
4. インド準備銀行は金利を据え置き、総裁はインドの経済成長が依然として強く、インフレが全般的に下降傾向にあると述べた。金融政策委員会は緩和政策の撤回に引き続き注力する。短期的な世界経済成長の見通しは楽観的だが、中期的な見通しには大きな課題がある。
5. オーストラリア準備銀行総裁ブルック：インフレリスクに警戒し、必要ならば利上げを躊躇しない。需要の成長が依然として強すぎる。インフレが2025年末までに2-3％の目標範囲に戻ることは期待されていない。現在の情報に基づけば、金利が急速に下がることは予想されていない。金利に関する見解を変えるには、さらなる証拠が必要。
6. トランプ前米大統領：私の直感は連邦準備制度の役人よりも優れており、大統領は金融政策に関してある程度の発言権を持つべきだ。
7. メキシコ銀行は予想外に金利を25ベーシスポイント引き下げた。
8. ペルー中央準備銀行は基準金利を5.75％から5.50％に引き下げた。
9. トルコ中央銀行はインフレが2025年末までに14％に達すると予想しており、これは以前の予測と一致している。
10. 市場ニュース：フィリピン中央銀行はデジタル銀行の設立禁止を解除し、最大10のデジタル銀行の運営を許可する。
11. ニュージーランド準備銀行の調査によると、第3四半期のインフレ期待が3年ぶりの低水準に落ち込み、利下げの根拠を支持している。（Jin10データアプリ）