ハリスが副大統領候補に確定、重要なスイングステートの確保を目指す

米国のメディア報道によると、民主党の大統領候補であるハリス氏は、ミネソタ州知事のティム・ウォルツ氏を副大統領候補に選んだ。この動きは、ハリス氏が沿岸部の進歩派と中西部の穏健派を団結させ、トランプ氏を阻止するのに役立つとされている。60歳のウォルツ氏は、米国陸軍州兵の退役軍人であり、2018年にミネソタ州知事に選出される前は教師をしていた。ウォルツ氏は長年にわたり女性の生殖権利を擁護してきたが、農業利益を守り、銃の権利を支持するなど保守的な傾向も示している。彼の地元は大統領選挙で一貫して民主党を支持しているが、隣接するウィスコンシン州とミシガン州は今年の選挙結果の鍵と見なされている。ウォルツ氏は、近年トランプ氏に投票してきた白人農村部の有権者とつながる能力で広く認識されており、ハリス陣営はウォルツ氏がトランプ再選に迷っている票を引き寄せることを期待している。